バンパイア少女は恋してる
「ではある試練に合格したら、もうリリィの好きなようにすれば良い!」


試練?何をやるの?


『パパ。具体的に言うと、どんな試練?』


「それは秘密じゃ。リリィよ……頑張るのだぞ……」


『へ?』


パパはあたしが見たことがない魔法陣を書きはじめた。




書き終わると魔法陣が光った。


ヒョウガくんが見える。とても不安そうな顔をしている。



「頑張れよ……」



ヒョウガくんの一言で、意識を失った。




暗い……暗い。ここはどこ?




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