届けこの想い
「なぁーんてな。
男なめんなよッ」
篠崎がスピードを上げる
あいつは、サッカー部の部長だっけ。
サッカーは、テニスより走るし
それに…男子だし
どんどん広がる篠崎との差
これゎ…最終手段を使うしかない
「男なんだから手加減しろッッ
くらえッッ」
近くにあった黒板消しを
篠崎めがけて思いっきり投げた
…はずが。
方向音痴のあたしが投げた黒板消しは
篠崎を見事に外れ
教室のドアの方に向かう
ガラガラガラ…
その時、先生が丁度入ってきた
「「あ…!!!!」」
あたしと篠崎の声が重なる
「先生どいて!!!!!」
あたしが叫んだ時には
…もう遅かった。
男なめんなよッ」
篠崎がスピードを上げる
あいつは、サッカー部の部長だっけ。
サッカーは、テニスより走るし
それに…男子だし
どんどん広がる篠崎との差
これゎ…最終手段を使うしかない
「男なんだから手加減しろッッ
くらえッッ」
近くにあった黒板消しを
篠崎めがけて思いっきり投げた
…はずが。
方向音痴のあたしが投げた黒板消しは
篠崎を見事に外れ
教室のドアの方に向かう
ガラガラガラ…
その時、先生が丁度入ってきた
「「あ…!!!!」」
あたしと篠崎の声が重なる
「先生どいて!!!!!」
あたしが叫んだ時には
…もう遅かった。