男子校にお嬢様!?

♡雪姫side♡


「ちょっ・・・なんでさ・・・!?」


「お嬢様。お似合いです。」

そんなんどうだっていいし!!!

「あたし学校に行きたいとは行ったけどさ、
なんなのさ!!なんで・・・男の格好してるわけー!?」


そう・・・。何故かあたしは朝起きたら大勢のメイドの手によってブレザー【男用、しかも名門校の】を着せられた。意味わからん。

確かに・・・学校には行きたかった。


命が狙われる事を避けるため、小さい頃から家で勉強の毎日。


空手や、弓道、ピアノ、歌、バイオリン。


英語、フランス語、イタリア語、中国語、ドイツ語・・・。


いろんなことを習わされた。


「すみません・・・。ちょっと・・・わけあって、お嬢様だって事がばれると危険なので、今日から男子校に通ってもらうことになりました。バレた時はお嬢様はその学校を辞めなければならないのでくれぐれもバレないように」


は?・・・・・はあ?

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!???」


あたしの執事、渡部[ワタベ]は、いきなりおかしな事を言い出した。


あたしは女なのに・・・男子校にこれから通えと?しかも・・・・バレたら退学!?

いやいや、これは何かの間違いだ・・・。


夢だろっっ!!!夢ッッ――――!?













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