恋するホイッスル☆~サッカー少年へ~
でも一人でする勇気ないなぁ…。
「あのさ、二人も一緒にしてくれない?」
玉子焼きの攻防戦に勝利した翔子と、敗北した亜実子は食が止まるくらいビックリした。
「…私が?」
「私はいーよ!相田先輩とムフフに……vV」
「お願いっ!!」
亜実子は動機が不純すぎるけどあっさり了承してくれた。
…まぁ、私も人のこと言えないけど。
とりあえず、翔子に手を合わせて頼んでみる。
一人が嫌なだけだから亜実子だけでもいいんだけど、亜実子だからなぁ~。
やっぱり不安だから翔子にも居てほしい。
そんな気持ちを込めて瞳のキラキラ攻撃。
三人で机を向かい合わせて座ってて、翔子は私の目の前だから直撃なの。
亜実子も私の真似してキラキラ攻撃。
「う゛」
翔子はコレに弱い。