恋するホイッスル☆~サッカー少年へ~
「…出来た」
佐野君用、亜実子と翔子の分、サッカー部の皆さんの分をお皿に分けて冷蔵庫へ。
明日の朝ラッピングして、完成。
「小春姉、風呂あいたよ」
「わかった」
小夏が近づいてきてトリュフを欲しそうに私を見る。
小夏が食べる分もちゃんと取ってた。
「はい。小夏の分」
「さんきゅ」
「冷蔵庫のは食べないでね」
「お~す」
なんとも気の抜けた声で返事。
冷蔵庫へ入れ終わったらそのままリビングを出てお風呂へ。
怖がりな私はいつもアヒルのおもちゃ達と一緒に入る。
そろそろ卒業しなきゃいけないの分かってるんだけどなぁ。
中々手放せない。
頭、身体を洗い終わったら白い入浴剤がきいた浴槽へ。
浴槽って美脚効果があるんだよ!
まぁ、単にリラックス出来るから入ってるだけなんだけどね。