恋するホイッスル☆~サッカー少年へ~
「…終わった」
英語と数学。
どっちも苦手科目だからちょっと時間がかかった。
時計を見ると11時を過ぎていた。
宿題のプリントをファイルに直し、鞄に戻す。
机を立ったら、備え付けてあるタンスからジャージを取り出し、別の鞄に入れる。
制服も掛けてあるし、準備は大丈夫。
部屋の電気を消してベットに潜る。
日課になってる、ケータイ小説を読んでうとうとしかけて携帯を閉じる。
明日は早く起きなきゃ。
―――――……朝。
パジャマのままリビングへ下りたら、ママが朝食を作っていた。
「ママ、おはよう」
「あらおはよう。今日は早いのね」
「まあね」
挨拶をしたら顔を洗うべく、脱衣室へ行く。
洗面所も兼ねてる広い所なの。
洗顔してウガイ歯磨き。
適当に櫛をとうして脱衣室を後にする。
「小春、皆より先に朝食にする?」
「うん」
用意してあった朝食を先に食べた。
今日はスクランブルエッグと食パン、サラダだった。