恋涙


あたしが一人で悩んでると…

『アヤカ…?どーした?具合でも悪いの?』

ムツキ君があたしの顔を覗き込むながら聞いてきた。

『あっ。いや…。具合は悪くないんだけど…。』

『ん…?どーした?言ってみ?』

『いや…。火着けらんなくて…。』

カァっっ///

『なんだ~。火?なら俺がアヤカの分も着けてやるよ。』

『ほんとに?ありがと。』
ムツキ君優しいなぁ…。

カッコよくて、優しくて、頭もよくて、スポーツもできて…。

悪いところが1つもないんだもん。

女の子がほっとかないよなぁ…。

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