恋涙


あたしはやっぱり怖くて

ギュッと目をつぶった。

その瞬間…

ギュッ。

あたしの右手を包み込むようにムツキ君が手を握ってくれた。

あたしも、ソレに答えるように、ムツキ君の手をギュッて握り返した。

なんかちょっと安心…。

なんだろ?

この感覚…。

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