恋涙
-次の日-
『おっはよ~アヤカ!』
教室に入るなり、サクラがニヤニヤしながら近づいてきた。
『サクラおはよ…。』
『~~~♪』
上機嫌なサクラ……。
『あのさぁアヤカ?』
『な…に…?』
『ムツキってどー思う?』
『ムツキ君…?どうってべつに普通のクラスメイトだよ?サクラどーしたの?』
サクラに疑問をもったあたしは、サクラに問い掛けた。
『いぃ~や~♪べっつにぃ~♪』
サクラはそう言って、自分の席に戻っていった。