ラズベリー
桜が咲いて
桜の花びらが散るこの季節。
私、中原美穂(なかはらみほ)は中学生になる。
本気の恋も経験した事なかった私は、あんなに甘酸っぱい日々を経験するなんて思っていなかった・・・
「わぁ、いい天気~入学式びよりだね~んなんて、てへ!」
「朝から騒がしいね~美穂は・・・」
「夏~オハヨーん」
夏とは私の大親友の石川夏香(いしかわなつか)といいます。ちょっと意地っ張りだけど優しくて可愛い女の子なんだー。
「アホくさ、ほら美穂入学式遅れるよ」
「は~い、ではいきまっしょう」
そして夏と私は中学校に向かう。

そして学校に着こうとした時学校の前にある木の実がなった木を見つけた。
「なんの実だろう・・・」
夏が「あー遅刻しちゃう、美穂先行くよ」
「えー!夏ー待っ・・・」

「ラズベリーの木だね」
知らない男子がふと言った
「え?ラズベリー?」
「そうだよ、今年はどんだけ実をつけるかな?」
と言って走っていった。
キーンコーンカーンコーン
「へ?鐘・・・ウッソ遅刻だよ~やばいよ」と私は走っていった
新しい教室に入って新しい席に座る。
横の人前に会ったような・・・「あっ!さっきの人だー!」
「おっ!お前小学生じゃなかったのかぁ?」
「誰が小学生だって?」
いやなヤツだなぁ!マジむかつく。
でも、なんか憎めない。なんで?
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