恋と君とチョコレート

図書室は三階の突き当たり。
1-Dの教室からは
ちょうど真上だった。

「階段疲れる~」

一気に階段をかけ上がって
図書室につく。

本を返して廊下を歩きながら
私は『宮野 優也』の顔を
思い出そうと頑張っていた。

「みやの ゆ―や…」

名前を口にした時だった。






ガクン





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