始まりと終わりの間
16
「なぁ…俺の事キライになったのか?」
アタシの顔を見ながら、ため息混じりで隆也が聞いた。
「だから言ったじゃん。幼馴染みとして好きだよって」
レモンティーを飲みながら答えた。
どうして何度も確かめるの?
それに、ため息つく事ないじゃん…
「"友達として"しか無いのか?友達以上の感情は無いの?」
何言ってんの?
アタシに何を求めるの?
元カノと関係あるってアタシに言えば、どうなるかくらい分かるはずでしょ?
「俺は梓の事、好きだよ」
「そう…ありがとう」
「…嬉しくなさそうだ…やっぱり俺の事キライなんだ」
いい加減に腹立ってきた!
「隆也、アタシの反応で遊んでるの?!」
「別に遊んでないけど…」
「隆也は、チャラ男から助けてくれたし、それにアタシに変な事もしなかった…
アタシ…隆也の事好きになってた。でも電話した時、女の声を聞いて諦めようって…」
悔しくて、言いながら涙が出てきた。
「諦めきれなくて…そこに、さっきの話だよ!ガッカリしたアタシの気持ち、隆也には分からないでしょ?!」
「…」
「好きとか嫌いとか…もういい加減にしてよッ!」
アタシの顔を見ながら、ため息混じりで隆也が聞いた。
「だから言ったじゃん。幼馴染みとして好きだよって」
レモンティーを飲みながら答えた。
どうして何度も確かめるの?
それに、ため息つく事ないじゃん…
「"友達として"しか無いのか?友達以上の感情は無いの?」
何言ってんの?
アタシに何を求めるの?
元カノと関係あるってアタシに言えば、どうなるかくらい分かるはずでしょ?
「俺は梓の事、好きだよ」
「そう…ありがとう」
「…嬉しくなさそうだ…やっぱり俺の事キライなんだ」
いい加減に腹立ってきた!
「隆也、アタシの反応で遊んでるの?!」
「別に遊んでないけど…」
「隆也は、チャラ男から助けてくれたし、それにアタシに変な事もしなかった…
アタシ…隆也の事好きになってた。でも電話した時、女の声を聞いて諦めようって…」
悔しくて、言いながら涙が出てきた。
「諦めきれなくて…そこに、さっきの話だよ!ガッカリしたアタシの気持ち、隆也には分からないでしょ?!」
「…」
「好きとか嫌いとか…もういい加減にしてよッ!」