淡い想い出を永遠に
?意味分からん。
逢華はまた3組の表に顔を戻す。

「うち1組も2組も名前なかったわぁ。そういえば真菜実の名前も見てな……い!?って嘘ー!!」

3組のクラス表には逢華と真菜実の名前が並んでいた。

そういう事か…。真菜実の不気味な笑みは。
真菜実の方を見るとにやけながら頷いている。

「だっから言うたやろぉ!うちの勘が外れる事はないんじゃぁ!あっはっは。」

自慢げにわざとらしく高笑いをする真菜実を逢華は呆れた顔で見る。

…ムカつくっ。
けど真菜実の勘が当たったのは確かやから何も言われへーん!

「まぁまぁとにかく!体育館入ろうやぁ。」

真菜実に手を引っ張られ逢華は体育館に入る。

何だかんだ言って真菜実と同じクラスなれて良かったわぁ。
これから1年楽しくなりそぉ!




今となっては真菜実と仲良くしていた過去は後悔の塊となってうちのまわりにいつでもつきまとっている。
この後に起こるいじめもうまくいかない恋愛も真菜実と仲良くしなければ全てうまくいっていたのに。
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