星の数の恋よりも月と同じくらいの恋



「それでさ、悠諳にさいい話しがあるんだ」

「ふーん」

「いや、悠諳へのいい話しだぜ?」

「じゃ、悠諳が乗り気じゃないなら、
代わりに俺がその話し受けようかな♪」



新米だけど、
医者だと思うと兄貴が怖い…



「紫惟、やっぱその話し俺が受ける」

「そうこなくちゃ!
それで、いい話しって言うのは…」

「ん」

「俺の彼女の尋ちんの友達が
ここの病院に入院してるらしくて…」

「だから?」

「会ってほしいんだ」



なにを言ってんだ?
なんで俺が紫惟の彼女の友達と
会わなきゃいけないんだよ…





.
< 37 / 89 >

この作品をシェア

pagetop