星の数の恋よりも月と同じくらいの恋
退院してから、病院にリハビリをしにと
手紙を渡して取りに行くの繰り返しが
日課になっていた…
そして、今日も書いた手紙を渡して
家で紫惟が迎えに来るのを待っていた…
たく、紫惟の彼女の友達に会って
どうすりゃいいんだよ…
することもなく、
ただ乙香ちゃんのことを考える…
初めて会った日から約2ヶ月…
文通をしてから約1ヶ月ちょい…
まともに話すことができたのは
たったの一回きりの1時間だけ…
なのに、こんなにも彼女に惹かれる
自分がここにいる…
もう会えるかも解らないのにな…
しかも相手は彼氏持ち…
そんな風に考えてると…
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