星の数の恋よりも月と同じくらいの恋



頭がボーッとして…
視界がぼやける…



















「キャー!!!!!」













遠くのほうで女の人の叫び声がした…
ボールを追い掛けてた
子供の母親の声だろう…























「君、大丈夫か!!
ほんとすまない!!」



車の運転手が近寄ってきたみたいで
必死に謝りながら
どこかに電話してるみたいで

“恫々崗病院以外に
運んでください”

みたいなことを言い残し
意識を手放した…





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