星の数の恋よりも月と同じくらいの恋
「悠諳は、いっちゃんに“くん”付けか 呼び捨てにしてもらいたんだよ」
「乙香ちゃんから呼ばれる俺の名前は
特別なんだよ…てか、紫惟だって
彼女に“さん”付けより“くん”とかの方が
嬉しいだろ?」
「んぁ、まぁ…///」
尋ちゃんとその様子を静かに見つめた…
「いっちゃん」
「うん?」
「悠諳さんって凄くいっちゃん
想いな人だね!あたし、安心したよ…
いっちゃんが悠諳さんをどうして好きに
なったか解った気がする応援してる!!」
尋ちゃんはわたしにしか
聞こえないように耳元で小さく話した
そして、心臓が小さく波打つと共に
悠諳さんをみるとキューっと胸が
温かい気持ちになった…
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