星の数の恋よりも月と同じくらいの恋
そのあとも、色んな話を楽しんだ…
気がつくと窓の外は日が完全に落ちて
暗くなっていた
「悠諳、そろそろ失礼しようぜ…?」
「ん、だな…乙香ちゃん尋華ちゃん?
だっけ…?今日はありがとね」
紫惟と2人で病室を出た
「紫惟、今日は、ほんとありがとな?
あの時、無理に誘ってくんなかったら
乙香ちゃんにまだまだ会うことは
出来なかっただろうし…」
「んな、会えたんだから
明るくしてくんなきゃ、
こっちまでしんみりになるだろ」
紫惟に感謝することばっかり…だけど
紫惟がいてくれて良かったって思う…
「悠諳、俺、尋ちんを家まで送るな?」
「ん、今日はありがとな
じゃ、気をつけてな」
病院前で紫惟と別れた…
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