星の数の恋よりも月と同じくらいの恋



「…悠諳くん……」

「うん…?」

「……………………」



いくら待っても返事がなくて
乙香ちゃんを見ると俺の顔を見ていた…



「…乙香ちゃん……?」

「悠諳くん、わたしの
話し聞いてくれる…?」

「うん、なんでも聞くよ
俺の話しも聞いてほしいんだけど…」

「うん!!、
悠諳くんありがと…」



乙香ちゃんは笑顔で
俺はその笑顔につられて笑った



「屋上で話そうか」

「うん!!」



コートにマフラを巻いて乙香ちゃんと
屋上に足を向けた





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