星の数の恋よりも月と同じくらいの恋




ふわふわとした温もりに目が覚めた…







周りを見渡しても見覚えのない部屋に
ベットにソファーテーブルにお風呂が
着いてる部屋…
ベット脇の椅子にはお母さんのバックが
置かれてるけど、誰も居ない見知らぬ
部屋で不安だけが募る…



――コンコン――



「…はぃ…?」

「乙香ちゃんかな?
こんにちは♪」



中に入ってきたのは笑顔の女の人



「…こんにちは」

「怖がらないで?
わたしは、笹川 由良宜しくね?」



この時が笹川さんとの出会いだった





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