勝手にしたらいいじゃない
2
サキがトモミを道連れに死んで一週間弱。
湧かない実感。
アスミは通夜も葬式もいかなかった。
それどころか何時ものように普通に生活していた。
そんなアスミは今日も学校を終えて帰宅。部屋に着いて携帯を開いた。
携帯の着信履歴に、リサコ、ユイの文字がいくつも並ぶ。
「…やっぱり。」
アスミが呟く。するとリサコと言う名前をクリックして電話をかけた。
「もしもし。」
『もしもし!?アスミ!?もーずっと待ってたんだからぁ〜!!ユイがすねちゃうから早くログインしてよ!』
ハイテンションで一気にしゃべる女の声。
「リサコ声でかいよ。」
とアスミが返す。
湧かない実感。
アスミは通夜も葬式もいかなかった。
それどころか何時ものように普通に生活していた。
そんなアスミは今日も学校を終えて帰宅。部屋に着いて携帯を開いた。
携帯の着信履歴に、リサコ、ユイの文字がいくつも並ぶ。
「…やっぱり。」
アスミが呟く。するとリサコと言う名前をクリックして電話をかけた。
「もしもし。」
『もしもし!?アスミ!?もーずっと待ってたんだからぁ〜!!ユイがすねちゃうから早くログインしてよ!』
ハイテンションで一気にしゃべる女の声。
「リサコ声でかいよ。」
とアスミが返す。