【短編】涙の理由
深い、深い闇の中で

意識も絶え絶えな中

僕は思った。

僕らが出会わなければ、

君が壊れることもなかったのに。



あぁ、なんで僕らは

出会ってしまったのだろうね。


「ごめんね」

どうか、君を深く傷つけた僕を許して。







涙の理由は、


僕らの逃れられぬ運命。
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