願わくは…君の右翼に
プロローグ
出会いは小学6年生だった。
意地っ張りな私は、彼に『好き』など
言えるはずもなく。
でも話せるだけでよかった。
それだけあの時は幸せだった。
「本間にお前はあきねーよ」
「中学校でもよろしくな?」
「バーカ、お前はずっと俺よりバカだ。」
全ての言葉が残ってる。
小学校の頃の私の大切な思い出。
そして私は中学生となった。