願わくは…君の右翼に
あっ!!
「・・・・いた。」
「いたって誰が?・・・・あぁーなるほどね。」
いるよ。
彼が・・・。
すっごい不機嫌そうな顔しているよ。
パッと見ただけで彼がすぐ見つけられる。
彼の周りにはいろんな男子がいて、しかも全員不良系の人たち。
まぁー彼が不良だから仕方ないんだけどね。
そうして彼が私の視界から消えしばらく立つと男の笑い声と共に彼がきた。
いつもリーダー的存在の人。
やがてすぐそこまで来ると緊張してたまらない。
私に声をかけてくれるだろうか?
笑顔を向けてくれるだろうか?
そんなことをずっと考えながらいるとスッと彼は私の横を通っていく。
こちらを一回も見ずに・・・・・。