狼彼氏&ツンデレ彼女
良いことにあたしのは
学校から20分のとこにあるから、
すぐ着いちゃうんだよねぇ☆。
だからあと少しで
やっと終わる。
「ねぇ、織羽。」
いつも以上に真剣な声。
何故かあたしも
かしこまってしまう。
「な…なに??」
「俺さ...」
「…」
急にニッと笑って
「…俺、織羽いじめるの好き☆」
「...はっ!?」
はっ!?
なにいきなりの、S発言!!
ってかやっと家、着いたし。
「はい、家着いたから手を離して」
「えぇ…」
「じゃあ、またね。」
明日は土曜日だから
会わなくていいんだよねぇ。
「…ほーい☆」
そしてあたしたちは
別れた。
滝がこの時、よからぬ事を考えてるとは知らなかった。