春夏秋冬


そのあと私と龍之介は他愛もない話をしながら出店を回った。


私「あれ?花火って何時から?」

龍「8時から」

私「あと10分じゃん」

龍「まじで?」

私「うん。でも琉華達には邪魔だから電話しないほうがいいよね」

龍「そうだね」


私「琉華から電話きた」


『ゴメン。別々に花火みよう』

私「いいよー」

『あと、龍之介に勢いで告んな』

私「え!?そんな」『んじゃね』


龍「どうしたの?」

私「なんでもない。二人で花火みてだって」

龍「うん」
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