想い出の宝箱
2人で手をつなぎ走った先は
街を一望できる屋上だった
「ハァハァ・・・なんで私まで!!」
なぜ自分がこんな目に
合わなければならないのか
「1階から4階の屋上を
ダッシュってキツすぎるわ!!」
そぅ・・・私たちはみんなから逃げて
校舎を走り回ったのだ・・
「ごめんって・・俺だってわかんねぇよ・・」
「あっ、そぅだった
なんで告白されたのに断らなかったの?」
走りすぎて本来の目的を忘れていた