想い出の宝箱



「んーなんかぁ、
俺もびびっときたっていうか・・・」


翔太はそういいながら

頭の後ろで手を組みひきつった
笑顔を私に見せた



「それ、嘘でしょ」


翔太は嘘をつくとき決まって笑顔が引きつり

頭の後ろで手を組む



幼いころから一緒だと
そういうこともわかってしまう



「え!?なんで分かった!?」


「分かるし・・・本当の理由は?」



すると今度は正直に話始めた






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