想い出の宝箱
昼休み
購買に行っている竜也を屋上で待ってた
「さすがにきたな・・・」
美咲の涙を見て苦しかった
いつも支えてくれて
相談に乗ってくれてた美咲を
裏切ったのは最低だと思う
「はぁ・・・」
ため息をつくと同時に屋上の
扉が開いた
そこには翔太が息を切らせて立っていて
「彩、お前竜也と付き合ってるって?」
「うん、ごめんね
あの日竜也じゃないとか言ってたけど
本当は竜也だったんだ」
「そっか・・
あの日言い過ぎた
ごめん」
「いいの、私も悪かったし
でも私翔太の力なくても
付き合えたんだ」
翔太に笑ってピースをした
すると翔太は笑ってくれなくて
寂しい顔をして出て行った