君色デイズ
◆◆◆
「…―――というわけで、無事就職しました!」
「そう、良かったわ。」
白に囲まれた病室、ベッドに横たわるお母さんにとりあえず職にありつけたこと、住まいにも困らないということを伝える。
安心したかのように微笑むお母さんを見て、何だかとても嬉しくなる。それに、顔色もだいぶいいし、あたしも安心した。
「だからお母さん、何の心配もいらないから、たまにはゆっくり休んでね。」
「ごめんね。ユリ。」
謝らないで、お母さん。
今までの分、こんな時だからこそ、今度はあたしが頑張るから。お母さんを支えるから。
「気にしないで。あたしは大丈夫だから。」
だからお母さん、早く元気になって、また一緒に暮らそうね。
【01*END】
「…―――というわけで、無事就職しました!」
「そう、良かったわ。」
白に囲まれた病室、ベッドに横たわるお母さんにとりあえず職にありつけたこと、住まいにも困らないということを伝える。
安心したかのように微笑むお母さんを見て、何だかとても嬉しくなる。それに、顔色もだいぶいいし、あたしも安心した。
「だからお母さん、何の心配もいらないから、たまにはゆっくり休んでね。」
「ごめんね。ユリ。」
謝らないで、お母さん。
今までの分、こんな時だからこそ、今度はあたしが頑張るから。お母さんを支えるから。
「気にしないで。あたしは大丈夫だから。」
だからお母さん、早く元気になって、また一緒に暮らそうね。
【01*END】