悪魔の手先
「やっぱもらった能力は同じか。」
桐崎が呟いた。
「あぁ、契約内容もリストも。」
佑亜も呟いた。
「、、、お前、今日まだリストのやつ誰も殺してねぇだろ?」
「お前だって。」
二人とも震えた。
「やるか?」
「やるしかねぇだろ!」
「でもさ、もし、、、」
桐崎が途中で言うのを躊躇した。
「なんだよ?」
「もし悪魔を殺したら本当解放されんのかな?」
「何言ってんだよ!んなこと、、、!?」
佑亜も躊躇した。
桐崎の涙が見えてしまったからだ。