悪魔の手先

「なっ!何を言っているんだ月城!!そんなこと、、、」

「俺が死ねばお前が助かるんだろ?なら俺はそれが本望だ。」
(、、、奴は誰よりも正義を愛している。俺を殺すはずない。)

「いや、俺が死ぬ。」

「何を言ってんだよ桐崎!」

「、、、スマン、少し外の空気を吸ってくる。」

「、、、桐崎、、、」

(よしっ、お前が外に行ってるうちにもう10分くらいたっちまうだろう。あばよ、桐崎。)
「そろそろ死ぬころかな?」

佑亜が外を覗くと座り込みながら必死に携帯で何かをやっている桐崎が見えた。

(まさか桐崎の奴、、、)
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