悪魔の手先
(この後におよんで俺を!?)
佑亜は慌てて桐崎に電話した。
ピロロロ!
「ん、月城から?」
ピッ!
「う!!がはっ!!!」
桐崎が電話に出た瞬間画面からナイフが桐崎の腹を目掛けとんできた。
「な、なんでだ、、、つ、つきしろぉおおー!!!、、」
ドサッ!
そこへ中から佑亜が出てきた。
「俺をなめてたな、悪いがお前の考えなんて童話より楽に読める。」
佑亜は桐崎の携帯を拾って画面を見た。
「なっ!?」
『おい悪魔!!月城に手を出したら俺はお前に殺されててもはい上がって食いつきにいく。月城は俺を仲・・・』
(ち、違う!こんなの、、じゃあ、俺の勝手な妄想で、、、、桐崎を、、、、、)
「、、、桐崎」
佑亜が呼んでも返事はない。
「桐崎!!確かに罪悪感は残ったが、仮にもすでに俺は人を殺している。悪いが踏み付けた蟻に同情はできない。」