悪魔の手先

(、、、まぁなんでもいいか!)

「確か工藤彩の電話番号なら持ってたかな、、、あった!」

(待てよ。でももし工藤への電話が愛理にばれたら不倫疑惑が、、、)

しかし月城 佑亜(つきしろ ゆうあ)という人間は一度興味を持つと徹底したくなる奴だった。

「いきなり俺から電話来たらなんか変だよな~何言えばいいんだろ?はぁ~」

ピリリリ ピリリリ (やっべ~!かかった!一度きっちゃうか?いや、あっちにどうせもう履歴で残るなら・・・)

「はいもしもし、佑亜くん?どうしたのいきなり電話、、、」
(ちょっと笑い口調?いや驚いてるのか。え~と~)

「あっもしもし!工藤?あれ?ちょっと電波悪いかな?ちょっと外出るからそのまま待ってて!」

そして佑亜はすかさず携帯の画面を覗く・・・

「嘘、、、だろ?」

なんとそこに見えたのは工藤の耳であった。

「え?何か言った?佑亜く、、
ガタンッ!

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