私の彼は20才の高校生
そんな日が必ず来る。



俺は信じているよ。



後ろを振り返るとあずみが笑った。



「数馬足早いから付いての大変。」



俺はゆっくりあずみと並んで歩く。



あずみが俺の腕に絡み付く。



俺の顔を覗き、「数馬の後ろ姿なんかカッコよくて 。」


あずみ今頃気付いたのか?


俺はどこから見てもカッコイイんだよ。



なんていえねぇけどさ。



「ふーん。あずみ俺に惚れなおしたのかな?」



「それはない。」



なんで即答なんだ。



まぁそんなおまえが好きだから許してやる。



「数馬今日はご機嫌いいんだね 。」



そう俺はおまえがいればいい。



ずっとそばにいてくれればそれでいい。





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