私の彼は20才の高校生
数馬に今私が考えている事すべてを話した。



数馬は少し考えているようだった。



その時の数馬の顔は、今までに見た事ない表情だった。



しばらくして数馬の口から出た言葉は、



「俺はこれからもあずみといたい。あずみが俺の事嫌っても離さないから。」



変な数馬。



私は今京一の話をしてるのに、



何で数馬の思いを聞かされる訳。



数馬の気持ちは分かっているよ。



たけど今はその思いには答えられない。



私は無言になってしまった。



その時数馬が、「京一来週には帰ると言ってた。それから春菜連れてくるみたいだし。」



なんだ彼女連れてくるのか?



京一と話せないじゃん。



数馬はそんな私の気持ち察したのか、



「京一帰って来たら、あずみ一緒に行ってやるから心配するな。」



数馬が私に優しく微笑みかけた。



私は頷いた。



ありがとう数馬。




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