私の彼は20才の高校生

ブライダルショー

そしてとうとう明日はブダイダルショー。



中々眠れそうもない。



数馬も同じみたい。



私は数馬の部屋をノックした。



「あずみどうした?」



「眠れなくて少し話ししていい?」



数馬がドアを開けてくれた。



数馬もやはり眠れないようだ。



私は数馬の横に座った。



別に何も話さなくてもよかった。



ただ二人で肩を寄せあっていたかった。



「あずみ明日は二人で頑張ろうな。」



うん。私は頷く事しかできなかった。



私たちは見つめ合いどちらともなく、唇を重ねた。



二人の不安が重なり合い、そして触れた唇から感じる暖かさに安心をした。



明日は絶対大丈夫な気がした。





< 187 / 201 >

この作品をシェア

pagetop