『愛してる』っていってよね


テディベアを抱いてベットに入る


「『愛してる』っていってよね」


一人で呟く



もちろん優輔の声が聞こえるわけじゃない



悲しいはずなのに…

優輔がくれたものだから


『ぎゅっ』としていると落ち着くの



「ん…ゆう、す…け」


いつのまにか深い眠りについた




──優輔が好きだから

  永遠に隣で笑い続けるよ──



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