空の竜〜リュウに選ばれし者たち〜
晴れの日が続く春休み。

今度、小学六年になる。


わたし小倉純は、記念にっていって許してもらった。


東京から田舎のおばあちゃんの家に一人旅。



初めての一人での遠出もウキウキしていた。

楽しみ。




お母さんのお母さんである

おばあちゃんが、一人暮らしをしている。


家は、広く大きい。


古い建物が、また癒やしの空間って感じ。


わたしは、ちっちゃな頃から、ここが大好きだった。





「お前の側には、竜がおる」
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