死神彼氏と五日間
―――…変態な女の子だなんて、きっとユキトさんは好かないよね。
当然である。
そして、真奈はアパートの前に着いた。
「あっ!今日はカーテン開け忘れちゃったんだ…」
自分の部屋の位置のカーテンが閉められたままだ。
黄昏色の太陽はすでに西に傾いていた。
真奈は階段を上っていった。
真奈の部屋は三階の305室。
ちょうど階の部屋では真ん中の位置だ。
―――…最初は運動不足かっ!てほど上るのも大変だったけど、今じゃ、それもだいぶ楽になったな。
とはいいながらも、真奈は少し息切れていた。