死神彼氏と五日間




―――…変態な女の子だなんて、きっとユキトさんは好かないよね。




当然である。





そして、真奈はアパートの前に着いた。



「あっ!今日はカーテン開け忘れちゃったんだ…」



自分の部屋の位置のカーテンが閉められたままだ。



黄昏色の太陽はすでに西に傾いていた。





真奈は階段を上っていった。



真奈の部屋は三階の305室。

ちょうど階の部屋では真ん中の位置だ。






―――…最初は運動不足かっ!てほど上るのも大変だったけど、今じゃ、それもだいぶ楽になったな。




とはいいながらも、真奈は少し息切れていた。







< 26 / 75 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop