そして明日は
今日もまたあの夢の続きなのだろうか。
暗闇を歩いていくと必ず女の子に出会う。
顔はわからないけれど不思議と怖さはなくて、後ろから光が少しさしては消える。
その顔が見たくて足早に追いかけても距離は縮まらず、わたしは1人で疲れる。
もう諦めようとすると夢から覚めるのだ。
目を覚ますと、すっかり家の中が薄暗くなっていた。
こうして朝に早く起きた時はうたた寝をしてばかりいる。
すると毎回決まって夢を見るのだ。
それも同じような夢ばかりを。