Why

私の名前はゆり。
背が低く、特に目立つわけでもない。
それなりに恋はしてきたが
いつも中途半端で終わっていた。
友情もそうだった。
特に気にするわけでもなく
流れるままにしていた。

友情なんてすぐに壊れるモノ。
簡単には信じてはいけない。

いつもそう自分にいい聞かせてた。






私は中学に入学した。
何もかもが初めてのことばっかだった。
席が前後だった花穂とは
すぐに仲が良くなった。
幼馴染だった明菜とは一緒に行動をするようになった。
小学校のころ一緒のクラスだった未来とも
一緒に行動するようになった。
いつも三人でいた。
いつの間にか本音を話す仲にまでなっていた。

「ずっと三人でいようね!」
このころは心の底からそう信じてた。






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