*秘密の恋*
私が風邪で学校を休んだ次の日学校へ行くと毎年行われている保育実習へ行くグループごとに席が変わっていた。
「綾乃私の席って…?」
「あっ菜々の席わ日向の隣だよ?」
なんで日向くんの隣?この時私は日向くんのことを好きになるなんて思ってなかった。
「菜々もう風邪大丈夫なのか?」
「あっ日向くん、おはよう。うん、もう大丈夫」
ふわって笑った笑顔になんだか胸がきゅんきゅんってなった。恥ずかしくなりながらも私わ挨拶をした。
「今日から隣の席、よろしくな。」
「うんよろしくね。」
隣の席になったことで私たちわたくさん話すようになった。保育実習の準備中も喋ったり授業中もいろいろな話しをした。ある日綾乃に聞かれた。
「ねぇ日向のこと、好きなんでしょ?」