*秘密の恋*

「そうだよな、モテないわけないよな。今までどれだけ俺が告白阻止してきたと思ってんだよ。」

いつにもなく弱気な日向に笑いそうになる。やっぱり菜々が告られないのわこいつのせいか。

「とにかく頑張ってよね?私としてわ早くWデートしたいからさ。」

「頑張るって言っても菜々が俺を嫌いだったらムリだろ?」

菜々が自分のことを好きだって自覚ないわけ?第一抱きしめといて何言ってんのよ。鈍感族の一員に決まってるわ。

「とりあえず明日から部活が始まるしそこから阻止しないとね〜。」

「綾乃手伝ってくれないのかよ?」

「菜々のためになることなら手伝うけど日向にプラスされるなら嫌よ。」

私が答えると日向わ私を睨みつけてきた。

「綾乃って性格悪いな。」

私が性格悪い?絶対日向よりわ性格いいし。絶対日向になんか協力してやらないんだから。

「やっぱり日向に菜々わあげないんだから!!」


私わそう宣言して家に帰った。


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