*秘密の恋*

「森本計測頼む。」

部長が声をかけた為綾乃わ部員の計測へ行った。

「私わドリンク作りしてくるから菜々ちゃんわみんなのタイムを記録していってくれる?」

「はい。」

いつも私がドリンク作りをするが今日わ早紀先輩がやってくれるため私わ記録係になった。

もちろん3年2年のレギュラー人わ速い。それなのに日向と涼わそのペースについていきしっかりと走っていた。

「すごい…。」

その一言だった。

「やるね〜水瀬くんと佐伯くん。やっぱりあの2人わ特別だね。」

早紀先輩が言った。自然と日向を目で追ってる自分に苦笑い。やっぱりカッコイイよ。計測終了後私わ部員1人1人にタオルを手渡した。

「菜々ありがとう。」

日向の太陽みたいな笑顔にまた胸がきゅんとなった。

「じゃあ今日わこのへんで終わりな。明日からテスト週間だから部活わないが各自筋トレだけわやっておけよ。」

「はい、お疲れ様でした。」

後片付けわ私たち1年の当番だからみんなで後片付けをした。そして私わ使用したボールをカゴの中へ戻し数を数えていると1つ足りないことに気づいた。


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