*秘密の恋*
「あれ?ボールの数が合わない…」
「菜々?どうしたの?」
綾乃に声をかけられボールの数が合わないことを伝えると一緒に探すと言ってくれた。
「いいよ、綾乃先に帰りなよ。今日バイトでしょ?」
「うん、じゃあごめんね。先に帰るよ、なかったらまた明日探そ?」
「うん、なかったらまた明日探すよ。じゃあね綾乃、涼もばいばい。」
2人が帰ったのを見て私わまた探し始める。
「菜々、どうした?」
声がした方へ振り向くと日向が立っていた。
「あっ、日向お疲れ様。ボールの数が合わなくて探してるんだけど見つからなくてって…あっ。」
日向わボールを手に持っていた。
「もしかして犯人わ日向なの?」
「ごめん、菜々が探してるの知らなくて。」
日向わ眉を少し下げながら謝ってくれた。
「ううん、いいの。あったならそれで。」
私わ微笑みながら答えた。
「菜々ってすごいな、俺毎日ボール持ち出してるのに気づいたのお前だけだよ?」