*秘密の恋*

私が返答に困っていると日向わ少し寂しそうに私に笑いかけた。

「大丈夫、分かってるから困った顔するな。」

「日向…私、私ね日向がーーなの。」

「えつ?ごめん菜々聞こえなかった。」

勢いで告白をしてしまったがちょうどトラックが通って日向にわ聞こえなかったようだ。

「あっあのねそんなに大事なことじゃないから大丈夫だよ?」

はぁ…勢いとわいえ告白したのにトラックに邪魔されてしまった。そして日向わ私を家の前まで送ってくれた。

「ありがとう、日向。」

「いいえ、またな。」

あっまただ。最近日向わ私に笑顔を向けてくれることが多くなった。日向を見送った後部屋に戻り着替えているとケータイが鳴った。ん?非通知…

「誰だろう?はい、もしもし。」

「菜々ちゃんおかえり。今日も可愛かったね。また明日ね。」

ブチっ…ツーツー。

だっ誰…。なんなの?今日も可愛かったねって…

なっなんで…。


< 37 / 47 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop