僕か・ら・の俺様
静夜が一指し指と親指で俺の顎を
クイっとあげ顔を近づける
「…まま?」
「死にたい?」
殺気が漂う
「何って言えばいいの?!」
「母、ぐらいか?」
輝が指折り数える
「輝はなんて呼んでるの?」
「いや…呼んだこと無い」
「…それって…」
「俺は夏子さんって呼んでる」
聞いても無いのに会話に入ってくる静夜
「聞いて…」
「聞いてないとか言わないよな?」
俺の言葉を遮って危ないオーラを醸し出す静夜に
裏番長はこいつだなと確信した