私の隣の狼さん。
「ごめん雛乃!大丈夫だった?」
優子ちゃんと真由ちゃんがこちらに向かって走ってくる。
優子ちゃんたちの方に行ってたタケ君とユーキ君もこちらに向かって来た。
「うん、大丈夫。西野君が助けてくれたから」
「おおっ、そうなんだ」
真由ちゃんが「よくできました〜」と、西野君の頭を無造作に撫でる。
西野君は「うざい」と一言。
「へ〜え、豆太のくせにね」
「優子お前ちょっと黙らせてやろうか?」
「まあまあ揃った事だしゲーセン入ろうぜ!」
タケ君の言葉で私達はゲームセンターに入って行った。
しかし、西野君って結構毒舌だなぁ。
タケくんはよく喋るけど西野君はあまり無駄口聞かなくて、ユーキ君は無口って感じ。