私の隣の狼さん。

亮太side1

 



亮太side.



プルルルル、プルルルルーーー


「もしもし、亮太?」

「おまえら今どこ?まあどこでもいいけど今からすぐ1年2組の教室集合な」

「は?」

「んじゃ」


……電話越しの連れの声が呆れてた。
でも仕方ない。この衝撃は今、誰かに伝えたい。




坂口雛乃。
俺は、あいつに心を奪われた。



……つまり。



「好きな女ができた?!」



「おう」



 
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